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  • 執筆者の写真翔太 佐々木

神謡

めちゃくちゃサボってました(笑)すみません…



昨日の朝clubhouseでものすごく久しぶりにアイヌの神謡の『銀の雫ふるふるまわりに』を謳いました。



小学生の時に全文覚えてたのですが、28になった今はもう頭から綺麗さっぱり無くなってました(笑)



でも僕の中でカムイユカラといえば『銀の雫ふるふるまわりに』ってぐらい印象が強いものです。



内容としては、村を守る神さまであるシマフクロウが山から海へ向かって川沿いにあるアイヌの村々を見ていたら、昔から貧乏だった人たちが物持ちに、物持ちだった人たちが貧乏になっていて、違和感を感じながらも川沿いを降っていくと浜辺で子供たちが遊んでいた。その子供もたちがシマフクロウを見つけ、あのカムイを射止めた人が真の勇者だ、と弓矢で狙ってくる。昔は貧乏でいま物持ちの子供は綺麗な銀の矢で狙ってくるが、カムイへの尊敬の念がなくカムイは矢を受け止めようとはせず受け流し続けるのですが、その中の1人の少年は、昔から物持ちだったが今は貧乏になっている少年で、その子だけはカムイへの尊敬が目から感じ取れ、その子が射ったごく普通の木で出来た矢を受け止めることにしたという場面からスタートする物語です。



僕の日本語力で内容伝わらない方は、ちゃんとした文章書いてある本やサイト?で見てみてください(笑)

(僕のアイヌなので日本語苦手なんです笑)




この物語を通して、僕が思う伝えたい想いというのが、カムイへのリスペクトです。


今の世の中、戦争が起きて、原発があってと様々な問題ごとを抱えてる人類ですが、そんな大きな問題は一人力ではどうにもできません。


ただ、身近な問題はどうとでもできます。


例えば、これから山菜取りのシーズンに入っていきますが、自分が食べる分以上に山菜を採ってみたり、採り方もわからないで根っこから採ってみたり、小さいものも細いものも採ってしまい年々細く短くなってしまったりなど自然への想いが薄れていってしまってる。


そういう問題は一人一人の意識、知識で変えていけると思います。





自然へのリスペクト、カムイへの尊敬を思い出しましょうということを声をデカく伝えたいと思います。





今日の一言は『神謡』


kamuy yukar カムイユカラ


です



アイヌの神謡は、カムイがこう語ったという話し方をするものです。

人間の視点ではない物語の構成をしているので、日本の物語とは少し違った視点で楽しむことができると思いますよ!

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